そう。
俺は復讐に燃えていた。
いや、別に何か具体的に恨みがあったわけじゃない。むしろ全然ない。
しかし、1度目の旅行は最後が美しくなかった。いや、途中も何ひとつ美しくなかったが。

よく分からないが
「負けた」印象が残っている。

負け犬人生も素敵だが、一度ぐらいは勝たねばならぬ。圧勝する記憶もほしい。
毎日カップラーメンだと飽きるのと同じだ。たまには寿司でも食べたい。

そこで…突然だが、韓国語を知ったらどうかと考えた。

ハングル…。韓国人は世界一科学的な文字と言う。
ところが何も知識がない外国人にとっては、○、□、△、×…プレイステーションのコントローラーとか視力検査の記号というイメージだ。
しかし同じ人間が使ってる文字。外国人でもできないはずがない。科学的と言うからには根拠があるはずだ。
うん。敵を知るには、言語を攻略するのは常道。まずはここからだ。

…考えてもみようじゃないか。…韓国語を駆使する外国人旅行者がいたらどうだろうか?


ざわざわ…



……圧勝の予感!!!(`☆ω☆´)

ウハハハハハ!!! さあ、いざ2回目の韓国旅行だ!

第1話 無人島でハングル習得
第2話 子供は見ちゃいけません
第3話 変態認定ノ儀式
第4話 マガリ登場、そして犬
第5話 初夜
第6話 日本語のできる占い師 coming soon?
第7話
第8話
第9話
第10話

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