【第6話】日本語のできる占い屋

別に隣にマガリがいたからというわけじゃないが、早起きした。
と言っても確か8時とか9時とか。

普段は絶対しないくせに、旅行でテンションが上がってるので朝の散歩の時間。

で、日本人としては見慣れていないので、こういう光景がかなり恐かった。
警察を見ると、無意識的に逃げたくなる心のどこかが、この軍隊にも反応した。思わず早歩きになる。



どうやら、彼らのための出動だったらしい。色々と大変ですな。
何をやってるんだろう…。よくわからないけど、こういうのも日本では見慣れないので、珍しさからパシャっと一枚。








さて、昼飯。サムゲタン。1995年製で最高画質35万画像の骨董品的なデジカメで撮ったので、かなり不味そうに見えるが…


~ヽ(´ε`≡´э`)ノ~ オイシー
この味は日本人に確実に合う。
かつて俺が韓国で生活していたとき母が旅行で来たことがあった。
辛いものが大嫌いで、日本で食べるものが世界一だと譲らない人だ。
俺が美味しいと思うどの店に連れて行っても、たった一言
「何これ、まずいわね」で切り捨てるツワモノ。
帰国してから冷静に考えたらそれほど美味しくないぐらいのものでも、
海外旅行というある種テンパってる心理状況では何を食べても肯定的に捕らえて、それなりに美味しく感じるのが普通だと思うんだけど…
…彼女にはそれが通じない。
しかしながら、そんな彼女が4泊5日の旅行の中で唯一
「うん、これはおいしいわね」と認めたのが、このサムゲタンだった。
彼女が食べられるなら、他の日本人はほぼ大丈夫だろう。太鼓判です。





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