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メルコ LGY-PCI-TXDレビュー



LANカード全景
メーカー melco
製品名 LGY-PCI-TXD
購入価格 \1080(2002年8月)
採用チップ Realtek:8139C
WOL端子 有(対応の記述無し)
WOLケーブル付属
ACPI対応 ×
LowProfile対応 ×
対応OS Windows95〜XPまで全て


2002年7月上旬あたりから販売されている、比較的新しいLANカード。
TXDという名称にもかかわらず、搭載チップはRealtek:8139Cです。この時期に出しておきながら8139Dではないというのがある意味メルコらしいです。
このカード、WOL端子はありますが、ケーブルは付属していません。マニュアルにも製品情報にも記述がないことから恐らく非対応と考えられます。
また、残念なことにACPIには非対応です。
消費電力は1W。他社のRealtek:8139C搭載NICと比べるとWOL端子のレイアウト等が独特なように見受けられます。




ネットワークコントローラーチップ
・コントローラーチップ

最近のスタンダード、Realtek製“RTL8139C”ネットワークコントローラー。
(以下corega FEter PCI-TXSと同じ)

10/100Mbps、WOLに対応。もちろんFull Duplex Flow Control (IEEE 802.3x)もサポート。

このチップを採用した製品の一番の利点は、最近のOSであればドライバをインストールする作業が無いということです(Win2000,XP,RedHatLINUX7.2では確認済み)。つまり、OSデフォルトのドライバで普通に動きます。
「付属のドライバFDを無くしてしまったからダウンロードしようと思ったけど、LANカードが認識されてないからダウンロードできない!」 という経験、ありませんか?(笑)

また、ドライバを必要とするにしても、Mac、UNIX系をはじめ、幅広いOSで使用できるのもこのコントローラーチップの特徴です。
Realtek製のドライバはこちら

・ブラケット部

ステータス確認用のLEDは2個。
「LINK」,「ACT」

・WOL端子

端子はあるのですが、実際に使用できるかどうかについては不明です。



・トランスフォーマー

メルコもPLANEXと同様、基板やチップに自社のロゴを張りたがります。剥がしたのが下の写真です。
GTS製“FC-515LS”とマーキングがありますが、詳細不明です・・・。


フレッツスクエアでの速度測定
フレッツスクエアでの速度測定
測定環境
PCセカンドPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN65044
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※対象NICで5回測定した直後にPro/100 Sで5回測を行い、それぞれの平均値をグラフに示した。




speed.rbbtoday.comでの速度測定
RbbTodayでの速度測定
測定環境
PCセカンドPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN260176
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※対象NICで5回測定した直後にPro/100 Sで5回測を行い、それぞれの平均値をグラフに示した。




エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送測定方法はこちら


ローカル-リモート間ファイル転送速度
測定環境
ローカルPCメインPC
リモートPCセカンドPC
接続形態Hub経由
接続速度100Mbps / Full Duplex
転送ファイル容量300MB
※ダミーファイルをエクスプローラーにて転送し、5回の平均転送時間を元に転送速度を求めた。測定にはストップウォッチを使用した。
・CPU負荷
Remote → Local (Download) Local → Remote (Upload)
Pro 100/S
(Intel PROSET 6.4)
Download時CPU負荷

Upload時CPU負荷

LGY-PCI-TXD
(Realtek 5.505.1004.2002)
Download時CPU負荷 Upload時CPU負荷