NIC MANIA > LANカードレビュー > LD-10/100S |
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ELECOM製ではローエンドのLANカード。その割にはRealtekチップを搭載し、かつACPIにも対応しています。 ところでELECOM製のNICには大抵 「FIFOバッファ搭載で高速データ転送」 などと書いてありますが、FIFO Bufferはコントローラーチップに内蔵されているので、このメーカーだけの 特殊なものではありません。個人的にはこの記述が卑しく思えて仕方ありません。 パッケージの写真ではWOL端子が写っていますが、実際は搭載されていないので注意が必要です。PCIバスは2.1対応。 |
・コントローラーチップ おなじみRealtek製“RTL8139C”ネットワークコントローラー。 (以下corega FEter PCI-TXSと同じ) 10/100Mbps、WOLに対応。もちろんFull Duplex Flow Control (IEEE 802.3x)もサポート。 このチップを採用した製品の一番の利点は、最近のOSであればドライバをインストールする作業が無いということです(Win2000,XP,RedHatLINUX7.2では確認済み)。つまり、OSデフォルトのドライバで普通に動きます。 「付属のドライバFDを無くしてしまったからダウンロードしようと思ったけど、LANカードが認識されてないからダウンロードできない!」 という経験、ありませんか?(笑) また、ドライバを必要とするにしても、Mac、UNIX系をはじめ、幅広いOSで使用できるのもこのコントローラーチップの特徴です。 Realtek製のドライバはこちら。 |
・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは2個。 「LINK」,「ACT」 |
・WOL端子 箱の写真ではWOL端子が写っていますが、実際はパターンのみです。 |
・トランスフォーマー FUN-JIN製(?) FT16-04B2 詳細不明です。 |
フレッツスクエアでの速度測定
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・speed.rbbtoday.comでの速度測定
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・Studio Radishでの速度測定
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エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送(測定方法はこちら)
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一見すると他のRTL8139C搭載NICに比べてCPU負荷が低い気がしますが、それは単に転送速度が遅いからです。 ドライバはELECOM提供のものを使用したので、それが原因かもしれません(ドライバがELECOM製のものかどうかは未確認)。 どうしてもRTL8139C搭載NICを購入したいのであれば、他社製同チップ搭載NICを購入した方が確実と思われます。 |