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GREEN HOUSE GH-EL100RTレビュー


LANカード全景
メーカー GREEN HOUSE
製品名 GH-ET100RT
購入価格 \980(2002年6月)
採用チップ Realtek:RTL8139C
WOL端子
WOLケーブル付属
ACPI対応
LowProfile対応 ×
対応OS Windows95〜XPまで全て


GREEN HOUSEの製品は、ヨドバシカメラやビックP-kanなどの大手家電量販店ではあまり見かけませんが、PCパーツの専門店では結構見かけます。
安価でトラブルも少ないのが人気のようで、愛好者も多いとか。ちなみにGREEN HOUSEのLANカードは2年保証です。
このカードもRealtek製RTL8139Cを搭載しているので他のOSにでも利用できると思いますが、今のところ試していません。

この製品にはWOL端子がありませんのでご注意ください。でも一般的な利用範囲ではWOLって使わないですよね。




ネットワークコントローラーチップ
・コントローラーチップ

おなじみRealtek製“RTL8139C”ネットワークコントローラー。(以下corega FEter PCI-TXSと同じ)
10/100Mbps、WOLに対応。もちろんFull Duplex Flow Control (IEEE 802.3x)もサポート。

このチップを採用した製品の一番の利点は、最近のOSであればドライバをインストールする作業が無いということです(Win2000,XP,RedHatLINUX7.2では確認済み)。つまり、OSデフォルトのドライバで普通に動きます。
「付属のドライバFDを無くしてしまったからダウンロードしようと思ったけど、LANカードが認識されてないからダウンロードできない!」 という経験、ありませんか?(笑)

また、ドライバを必要とするにしても、Mac、UNIX系をはじめ、幅広いOSで使用できるのもこのコントローラーチップの特徴です。
Realtek製のドライバはこちら

・ブラケット部

ステータス確認用のLEDは2個。
「100/LNK/ACT」 ,「10/LNK/ACT」

・WOL端子

WOL用の空きパターンが確認できます。
位置などから考えて、ここにWOL端子をつけたのが、 同社のGH-EL100/RTではないでしょうか。

・トランスフォーマー

Bothhand製“16PT8515”(PDF形式)


フレッツスクエアでの速度測定
フレッツスクエアでの速度測定
測定環境
PCセカンドPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN65044
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※対象NICで5回測定した直後にPro/100 Sで5回測を行い、それぞれの平均値をグラフに示した。




speed.rbbtoday.comでの速度測定
RbbTodayでの速度測定
測定環境
PCセカンドPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN260176
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※対象NICで5回測定した直後にPro/100 Sで5回測を行い、それぞれの平均値をグラフに示した。




Studio Radishでの速度測定
Studio Radishでの速度測定
測定環境
PCセカンドPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN260176
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※測定品質90以上のデータの平均値を、それぞれのNICについてグラフに示した。




エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送測定方法はこちら


ローカル-リモート間ファイル転送速度
測定環境
ローカルPCメインPC
リモートPCセカンドPC
接続形態Hub経由
接続速度100Mbps / Full Duplex
転送ファイル容量300MB
※ダミーファイルをエクスプローラーにて転送し、5回の平均転送時間を元に転送速度を求めた。測定にはストップウォッチを使用した。
・CPU負荷
Remote → Local (Download) Local → Remote (Upload)
Pro 100/S



gh-el100rt Download時CPU負荷 Upload時CPU負荷




総合評価

平均的なRTL8139C搭載NICの性能です。これといった特徴もありません。
後継製品にあたるGH-EL100RDが出ていますので、そちらを購入されることをお勧めします。