NIC MANIA > LANカードレビュー > FNW-9802-T |
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現在同社より販売されているFNW-9803-Tの旧機種にあたる製品です。WOLとフロー制御に対応しています。 PLANEXの980x-Tシリーズは全てADMtekのコントローラーチップを搭載しているはずですが、この9802-Tには「Centaur-p」という、見慣れない 大きなマーキングがあります。よく見るとその下に小さく「AN983」という文字があり、これがADMtek製のコントローラーチップであることを 確認することが出来ます。 不具合情報として、メールソフトBecky!で、送信時にWindowsがブルースクリーンを表示して落たり再起動されることがあるという報告を 見かけます。 |
・コントローラーチップ 大きく「Centaur-p」とマーキングされていますが、正体はADMtek製“AN983”です。 ワンチップ型で、フロー制御,PCI 2.2に対応しており、DEC互換です。 もはやデータシートは見あたらないようです。 |
・ブラケット部 ステータス確認用のLEDは3個。 「LNK/ACT」,「SPD」,「FD/COL」 |
・WOL端子 |
・トランスフォーマー LANKom製のLF-H50X(PDF形式) |
フレッツスクエアでの速度測定
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エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送(測定方法はこちら)
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FNW-9800-Tと同様に、速度面では他のNICと同等で、CPU負荷面ではIntel,3comに比べて劣るながらもRealtekやVIAのものより低いという結果になりました。 もし現時点でこのNICを使っている場合、安易にRealtek製チップ搭載NICに交換するとカニ挟みにあうがごとく痛い目を見るでしょう。 |