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corega FEther PCI-BLKレビュー


LANカード全景

メーカー corega
製品名 FEther PCI-BLK
購入価格 \490(2002年10月)
採用チップ ADMtek:AL983B
WOL端子
WOLケーブル付属
ACPI対応
LowProfile対応 ×
対応OS Windows95,98,Me,NT,2000
Turbo Linux7.0, Redhat Linux7.1


「BLK」という型番が示すとおり、ほとんどバルクに近い状態での提供されているコレガブランドの低価格NIC。かなりロングセラーのようで、 1年以上前から見かけています。
同社カラーである黄色い地に、大きく型番が印刷されたチープな箱に入って販売されています。
PCI2.2に準拠、消費電力は最大0.625W (5V,MAX125mA)



ネットワークコントローラーチップ
・コントローラーチップ

ADMtek製“AN983B”。DEC互換で、ワンチップ型です。
DEC互換なのでOS標準のドライバで動作しますので、初心者の方にも易しい設計です。Windows2000では「ADMtek AN9803 10/100M PCI Adanper」と認識されました。 メーカー提供のドライバはこちら

・ブラケット部

ステータス確認用のLEDは1個で、「LINK/ACT」のみ。

・WOL端子

ケーブルは付属していないので、別途用意する必要があります。

・トランスフォーマー

LANKom製のLF-H50X(PDF形式)




フレッツスクエアでの速度測定
フレッツスクエアでの速度測定
測定環境
PCメインPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN65044
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※対象NICで5回測定した直後にPro/100 Sで5回測を行い、それぞれの平均値をグラフに示した。




speed.rbbtoday.comでの速度測定
RbbTodayでの速度測定
測定環境
PCメインPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN260176
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※対象NICで5回測定した直後にPro/100 Sで5回測を行い、それぞれの平均値をグラフに示した。




Studio Radishでの速度測定
Studio Radishでの速度測定
測定環境
PCメインPC
接続形態ONU直結
MTU1454
RWIN260176
PPPoEフレッツ接続ツール1.5D
※測定品質90以上のデータの平均値を、それぞれのNICについてグラフに示した。




エクスプロラーでのローカル⇔リモート間ファイル転送測定方法はこちら


ローカル-リモート間ファイル転送速度
測定環境
ローカルPCメインPC
リモートPCセカンドPC
接続形態Hub経由
接続速度100Mbps / Full Duplex
転送ファイル容量300MB
※ダミーファイルをエクスプローラーにて転送し、5回の平均転送時間を元に転送速度を求めた。測定にはストップウォッチを使用した。
・CPU負荷
Remote → Local (Download) Local → Remote (Upload)
Pro 100/S



fether_pci-blk Download時CPU負荷 Upload時CPU負荷




総合評価

速度面でも価格面でも、同時期に販売されていたFEhter PCI-TXSと同等かそれ以上の評価ができ、 しかもCPU負荷ではFEther PCI-BLKのほうがずっと低い値を示しました。
一見怪しげなパッケージで販売されていますが、電子部品もしっかりしいるので、予備用に一枚あっても悪くないLANカードではないでしょうか。