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調子に乗って分解してみました。



ネットワークプロセッサー (1)

NEC製品だけにNECチップです。マーキングは“D85673S1011”。
NECエレクトロニクスWeb内の製品情報によると、 “0.25umプロセスの0.25μm第二世代セルベースIC(ASIC)”のようです。
このプロセッサーはMAC層までしか実装されていないため、PHYコンロトーラーを外付けする必要があります(K+Gさん、情報ありがとうございました)。
ちなみに動作中はかなり発熱します(65℃くらい?)。そのうちヒートシンクでも付けようかと思っています。

WAN側PHYコントローラー (2)

KENDIN製の“KS8721B”。
1ポート用のPHYコントローラーで、消費電力は0.2W以下。

LAN側PHYコントローラー (3)

KENDIN製の“KS8995”。
PHYコントローラー兼5ポートハブ(スイッチ)で、ネットワークプロセッサーとLAN側PCを繋ぐ役割を果たします。
消費電力は1.25W。ルーターによってはヒートシンクが付けられていますが、BR1500Hでは裸のままでした。

WAN側トランスフォーマー (4)

Bothhand製“TS6121”(PDF形式)
1ポート用のトランスフォーマーです。

LAN側トランスフォーマー (5)

Bothhand製“40ST1060”(PDF形式)
こちらは4ポート用です。

メモリ (6)

メーカー不明です。
マーキングは“E0024 EM964164VMT-60

フラッシュメモリ (7)

TOSHIBA製で、マーキングは
TC58FVB160AFT-70
TOSHIBAのデータシートより、16Mbit,5.8V,70nsもののようです。
ここにファームウェアが入ります。

怪しげなピン端子 (8)