例えば、今年の2月14日が土曜日で、本当によかったと思ってる人がいるとする。 いや、逃げちゃいけません。 戦いましょう。現実と。 ということで今日はですね、ギスギスした悪意に満ちた心で、バレンタインデーという悪しき習慣を考えてみます。 元々の起源はいくつか説があるようですが、イタリアのバレンタインという名前のキリスト教関係の偉い人が死んだこと。 これで間違いはなさげ。詳しく調べる気もないんだけど、とにかくそういうことらしい。 で、現在。 欧米諸国、中国などのアジア諸国などを見ると 基本的には男が恋人にプレゼント(特にバラの花)をあげる日として定着している。 それなら、ナゼユエに日本は『女が男に愛の告白と共にチョコレート』なのかと思い、ちょこっと調べてみたら・・・。 犯人はこの男!! メリーチョコレートカンパニーという会社の原邦生という男。現在は社長。 彼が50年ほど前の高度経済成長の真っ最中、必死になってる国民たちに 2月14日はバレンタインデーだよ~、そして女性は愛する人にチョコレートをあげる日なんだよ~ などと自分に都合のいいトレンドを洗脳したという。忌々しいったらありゃしない。 つまり、使い古された言葉だとお菓子屋の陰謀。 いや、チョコレートは別にかまわない。 むしろ彼がチョコレート会社の社員だったことは感謝すべき。 もし彼の実家が八百屋で『バレンタインデーには愛を込めてキュウリを贈る』で定着してたら 俺はますます悲惨だっただろう。 それはそれとして、大問題なのは女♀→男♂という図式。 男♂→女♀なら、権利を放棄すればいいだけの話になるのだから。 そう。彼の偉大なる業績は、世の男たちにあまりに大きい影響を残した。 一部の男に夢を与え、大多数の男を憂鬱にさせるという理不尽な世の中の縮図。 それをさらに凝縮したバレンタインデー… というわけでみなさん! http://www.mary.co.jp/ (彼のチョコレート会社のHP) ↑サイバーテロ、よろしく ヽ(*´∀`*)ノ …… …………嘘ですよ。犯罪はやめましょう。 でもこの恨みをどのようにぶち撒けるか… うーん… このぐらいで我慢しようと思う。 _| ̄|○ 無力だ…あまりにも無力… さて、そんなことはさておき。 この世の中を現実を見据えて生きるためには、考え方とアイデアが重要になってくるわけです。 つまり、考え方、アイデア次第では幸せになることができる、ということです。 …クリスマスの話と同じような展開になりそうですが、 今日は違います (*´∀`*) 幸せを感じる方法を具体的に考えてみよう、というのが今日のテーマ。 やっぱり、何が嬉しいかというと、思いもよらなかった人からもらうこと。 これでしょう。 恋人がいる人は、まあもらって当たり前だよね、という雰囲気があるじゃないですか。 そうじゃなくって、斜め上からの奇襲攻撃。これですよ。 そして例えばの話。 このような人を人生の勝利者と言えるでしょうか? 幸せだと言えるでしょうか。 これは個人的な価値観ですけど。 まあ、彼は記念撮影までしてるような性格なんで、これで幸せなのかもしれませんが… 私のような最下層でもがき、俗世間とは一線を画して生きてる人間にとっては 小さな小さな幸せひとつでいいんです。 チョコ1個でいいんです。 10円のチョコでもいいんです。 ■そこに感動があれば■ さて、そんな小さな幸せを得るために、現実的で具体的な作戦を考えてみましょう。
14日、コンビニへ行きます。それも女性店員がいる店です。 かわいい子なら、尚いいですね。
さあ、方法は以下の通り。
これは、どこかのサイトで見た方法なのですが…とてもいいと思うんだけど、問題点がひとつ。 2月14日に男がチョコだけ買うのは恥ずかしい そう思う男性も多いでしょう。 画面の前のあなた! レンタルビデオ屋でエロビデオを借りたいのに、 「タイタニック」「マトリックス」「淫乱奥さん~旅情編~」 などと、見たくもない普通の映画も一緒に借りて無駄な出費をしてしまうシャイなあなた! 究極のテクニックがあるんです。 弁当も一緒に買うんです。 なぜ弁当? 理由があるんです。 → レンジで温めてもらう これ。 まさか、ほっかほかの弁当とチョコレートを同じ袋に入れる非常識な店員はいないでしょう。 別々の袋に商品を入れようとする店員に自然に言える、この台詞。 「あ、そっち(チョコ)は袋いいですよ(*´∀`*) 」 と、プチエコロジストっぷりもさりげなくアピール。 とにかく極めて自然な展開で
となるわけです。 でも、極度の緊張で暴走してはいけません。
気をつけてくださいね。
さあ、次です。まだまだ満足せずに、コンビニから家までの帰り道にもうひとつ幸せを感じちゃいましょう。
今、買ったばかりのチョコレートを有効利用。
ただし、ここでひとつ注意です。 テンパってこんな致命的なミスを犯さないように。
そしてさらに悲惨なパターンは
さあ、帰宅です。最後にさらに幸せを感じましょう。
まず壁に穴を開けてください。 チョコレートが通るぐらいの大きさでいいです。 そして有名人など、誰でもいいので女性のポスターを貼ってください。 そして手の部分にも穴を開けます。 家族の誰かに隣の部屋へ行ってもらって、その穴からチョコレートを渡してもらってください。 こんな感じですね。 はい、受け取ってください。 それも気持ちを込めて、有難く受け取ってくださいね。 このように
できるだけひれ伏してください。神聖なる「おチョコ様」の前ですから。 で、別にポスターの女性は誰でもいいんですが… 間違って手以外の場所に穴を開けないでください。 恐くなるので。 あと、「アイドルのポスターなんか持ってねーよ」という男性の方。 スポーツ選手はやめましょう。 人間以外もやめましょう。 さて、私の部屋の壁。 何が貼ってあるかはこのHPに来てくれる100人に1人ぐらいは知ってるかも知れませんが… 100円で買った世界地図。 芸能人などのポスターは持ってないんですね。 うーん… というわけで… これが何を意味するかと言うと… 「いやぁ~俺、今年は チェコからチョコもらっちゃったよ」 ・ ・ ・ ・ ・ というダジャレでこの場を凌ごうとしてる、ということです_| ̄|○ とにかく、若干の脱線はありましたが以上のことが実行できれば、 それなりに楽しいバレンタインデーが過ごせるのではないでしょうか。 ……え? 虚しい? 虚しくなったら即刻敗北です。 とにかく 楽しく ←これ大切です。 結局は、クリスマスの話と結論は同じですよ。 「クリスマス? 俺、仏教徒だから関係ない」 とか 「バレンタイン? 興味ないよ。ていうかチョコ嫌いだし」 そういう話じゃないんですよ。 世間の常識や習慣に対して完全に逆行するのも柔軟な態度じゃないですよね。 個人的に好きな対処法はふたつ。 1.現実に立ち向かう方法を見つける。 2.自分より下の存在を見て幸せを感じる。 長くなりましたが、最後にこんな話をして終わりにします。 日本では、誰が決めたかしらないが「3倍返し」なる言葉が定着してる昨今。 つまり女性は「チョコレート」+「何か」をあげる。それはネクタイであったり、何であったり。 そして3月14日のホワイトデーには、男性はマナーとして3倍の値段の何かをプレゼント。 こんなオーマイゴッドな世間の風向き。 つまり一部の強かな女性たちは会社の上司などに「投資」するわけです。 3000円の投資が1万円になって返ってくるんだから、チョロイ話。 そこに愛はないのです。 というわけで、経済的に余裕がある人は除外して、愛のない投資チョコを受けるおじさん達が、 俺を含め、チョコ期待値ゼロの男よりも悲惨なバレンタインになるという理論展開。 ね? ……もらえなくても幸せでしょう? なぜって? だって、 だって、 だって僕らはホワイトデーに 余計な出費がないんだもの(涙) この世で、もっとも幸せなのは自分の立場を常に肯定的に捉えられる人である。 ---ニーチェ(嘘)